小さな恋のメロディで見た「ギンガムチェックのワンピース」

リス・フセイン監督の70年制作71年公開のイギリス映画「小さな恋のメロディ」イギリスのごく普通の家庭に育った小学生ダニエルは、同じクラスの親友トムと学校を抜け出して遊ぶ毎日。ある日、ダニエルはふと覗き見たバレエの授業でメロディという少女に一目惚れをしてしまう。メロディが気になって仕方のないダニエルの想いは、やがて彼女にも伝わっていく。 初めてのデート、二人は互いの好意を確かめ合い、学校をさぼって海辺のデートへ、そして結婚の約束までしてしまう。あきれる大人たちをよそに、やきもちを焼いていたトムも二人に協力するため、クラスメートを巻き込んである作戦を立てる・・・。 メロディ役のトレイシー・ハイドの可憐な美しさに15歳の私は憧れました。 前髪多めの長い髪、、大きな瞳、すべてが可愛くて、ブルーギンガムのワンピースに紺色のブレザーと言う制服にもすごく憧れました。

制服のギンガムチェックのワンピース

小さな恋のメロディのファッションは日本とは大違いでした。イギリスの小学校の女の子の制服は紺のブレザーにギンガムチェックのミニのワンピースでとってもおしゃれ。英国でパブリックスクールと呼ばれるのは私立学校だそうです。私も小学校の時は制服でしたが、茶色のブレザーとつりスカートでその上、田舎のせいか行き帰りは黄色のヘルメットを被っていました...私の町だけでしょうか。小さな恋のメロディではランドセルも横長でとても格好良く見えて羨ましかったのを覚えています。 ギンガムチェックの制服を学校に求めるのは無理な話しだけど、ギンガムチェックのワンピースをいつか着てみたい〜!とずっと願い続けていた私ですがトレイシー・ハイドが着ていた制服のような可愛いブルーギンガムのワンピースはなかなか見つかりませんでした...

ギンガムチェックって?

ギンガムチェックとは、格子柄のなかでももっともシンプルな柄行で、白と何らかの色の2色を組み合わせた格子柄。白以外の別の色とは、たとえば赤、青、緑、黄色など。白色の晒糸と、赤、青、緑、黄色などに染めた染糸を用いて織り出され、縦横一定間隔の格子柄のこと。なんとなくかわいらしさがあるこのチェックは、シャツ、パンツ、ジャンパー、ジャケット、コート、パジャマ、エプロン、ハンカチ、傘、ぬいぐるみなど何にでも用いられている。アイビーっぽい柄で60年代に日本でも人気を集めたギンガムチェック。爽やかな清々しい柄なので夏のワンピースにぴったりですね。 小さな恋のメロディのトレイシー・ハイドように可愛いくてつぶらな瞳ではないけれど、いつかブルーギンガムのワンピースに出会ったら、それを着て街中を歩いてみたいです。

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